弦譜堂の代表・松本祐一(@YuichiMatsumoto)です。
弦譜堂のサイトには「楽譜コラム」というコーナーがありまして、そこでは奏法解析における用語解説や楽譜の読み方、楽譜を読めるようになる方法などの有益な情報を発信しています。
張り切って書いていましたがちょっと理由(技術的な問題)がありまして、7回くらいで更新を停止してしまいました。
今でも多くのアクセスと「ためになった」というお声を頂いており、短い間ながら書いてよかったなと思っています。
今、ご覧頂いているこちらの「弦譜堂Blog」を始めるにあたって最初は楽譜コラムの続編と考えていましたが、最終的にやめました。
弦譜堂Blogは楽譜のことだけでなく舞台裏や代表・松本の個人的な取り組みなどを軸に書いていく、というスタンスにしました。
そこには弦譜堂そのものにも興味を持っていただきたい、という思いがあります。
楽譜コラム出張所はじめます。
楽譜コラムの内容をこちらで補足するのもアリかなと思いましたので、今日はそのようにしていきます。
まずはこちらのページで取り上げた「人工ハーモニクス」です。
「人口」、じゃないですよ。「人工」、です。Artificial Harmonics=人工的なハーモニクス、だからです。
人工ハーモニクスが実際の演奏の中でどのように使われるのか?
YouTubeから名手たちの動画をご紹介したいと思います。
ナチュラルハーモニクスは除いて、人工ハーモニクスの動画だけをピックアップしてみました。
人工ハーモニクス動画・ギター編
エリック・ジョンソン(Eric Johnson)
私個人的なフェイバリットギタリスト、エリック・ジョンソンです。
歪み・クリーンの両方で美しいハーモニクスを聞かせてくれます。
代表曲「Cliffs of Dover」のライブでは即興のイントロがあるのですが、そこでクリーンのハーモニクスが高確率で披露されます。
[00:27~]歪みではこちら。
「SRV」の2回目のソロではこうすることになっているようです。
[02:07~]
レニー・ブロウ(Lenny Breau)
変わった楽器ですね。7弦ギターです。
チェット・アトキンス(Chet Atkins)
ドライブ感抜群ののギャロッピングで始まりますが、00:30あたりからのソロが人工ハーモニクスです。
トミー・エマニュエル(Tommy Emmanuel)
普段の楽曲内での演奏は超絶すぎて普通の人は聞き取れませんが、
この動画ではゆっくりと説明してくれます。
スティーブ・マーチェナ(Steve Marchena)
日本の唱歌「さくら」をクラシックギターでアレンジしています。
冒頭のハーモニクスが美しいですね。
人工ハーモニクス動画・ベース編
ベースの人工ハーモニクスでは、この教則動画が分かりやすいと思いました。
スティーブ・ベイリー(Steve Bailey)
6弦フレットレスを駆使するスティーブベイリーも
ハーモニクスが得意なベーシストです。
ヴィクター・ウッテン(Victor Wooten)
超テクニカルベーシスト、ヴィクター・ウッテンの”secret”テクニックだそうです。
こんなテクニックもあるんですね。
ヘアバンドを指板の任意の場所に移動させて、ディストーションペダルを踏むと自動的にハーモニクスが生成されていきます。
これは人工ハーモニクスなのか、ナチュラルハーモニクスなのか、意見が分かれそうなところではありますね。
いかがでしたでしょうか。
今回のブログはここまでです。
次回もお楽しみに。
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