弦譜堂の代表・松本祐一(@YuichiMatsumoto)です。
日頃何となくこんな疑問が頭をよぎることはありませんか?
- ベースのハイポジションで弾いているこのフレーズ、ギターだとどこになるんだろう。
- 7弦ギターの低音、ベースではどのあたりになるんだろう。
オクターブも間違えずにパッと答えられる人は案外少ないのではないでしょうか。
ギターとベースではそれぞれ別の音部記号(ト音記号・ヘ音記号)を使いますので
視覚的に整理することは難しい・・・と思っていたのですが。
作曲家の藤巻浩さんがTwitterでとても分かりやすい説明をされていました。
こうやって見せたら、子供にも分かりやすいかと。ドの音って、実は規則的に配置されてるんですよね。音部記号もね。 pic.twitter.com/fH1gRoT19r
— ヒロシマン 追い詰められて 花が咲く (@macky164) December 1, 2018
こここ、これは・・・
正直、私は初めて気がつきました。
ピアニストの方なら大譜表に日頃から親しんでらっしゃってご存知かもしれませんが‥‥
[図解]大譜表内でのギター・ベースの位置関係。なんと上下対称だった。
大譜表における「C(ド)」の位置をギター・ベースに当てはめると以下の図のようになります。
普段はあまり使わないだろうな・・・と思われる部分は細めの文字になっています。
ベースの弦の数え方は4弦ベース準拠になっています。
5弦と言ってもハイCだったりローBだったり、いろんな基準がありますので
4弦ベース相当の部分を1~4弦、多弦で拡張される弦をハイC・ローBと表記しました。
冒頭での疑問だった、ギター・ベース・五線譜の位置関係が紐づいてきましたね。
ギターの2弦/1Fは6弦ベースのC弦開放と同じだったとか、
ベースの3弦/3Fが7弦ギターの7弦/1Fと同じだったとか。
今回はC音限定でしたので書きませんでしたが、他の音でも数えていくと分かります。
8弦ギターの最低音(8弦開放)はF#で、ベースの4弦2Fと同じになる、など。
もしギターとベースの両方を所有されている方はこのように位置関係を把握してみると意外な発見があるかもしれません。
※ひとつご注意をば。※
弦楽器の音程は五線譜上では1オクターブ下に書くのが習わしと言いますか、暗黙の了解と言いますか。
ですので、上の表は大譜表ではありますがギター譜・ベース譜であるものとして読んでくださいね。
ややこしくてすみません・・・
いかがでしたでしょうか。
今回のブログはここまでです。
次回もお楽しみに。
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