ワイヤレスとケーブル、どっちがいい?
弦譜堂の代表・松本祐一(@YuichiMatsumoto)です。
ワイヤレス vs ケーブル、昔からどちらがいいのかたびたび上がる話題ですが、音質で言えばやっぱりケーブルです。
近頃のワイヤレスシステムは安価なものでも信じられないくらいクリアな音質なのですが、
音の立体感とか、ディテールとかではやはりケーブルに軍配が上がります。
実際に比較するとよくわかりますが、クリアさとかとはまた違う、心地よさを司る要素があるんですよね。
一般的にワイヤレスを使う理由はショーアップの要素が強いステージなど、見た目的な意味合いであるという印象が強いのではないでしょうか。
でも、見た目以上のメリットも存在すると言ったら、どうでしょうか。興味ありませんか。
今回は楽器用ワイヤレスシステムの知られざるメリットを中心にお話ししていきたいと思います。
アナログ時代はしんどかったワイヤレス事情。
(写真は10数年前に使っていたワイヤレスのトランスミッターです)
私はアナログ時代からワイヤレスシステムを使っていますが、
最近のデジタルワイヤレスは本当に音が良くなったと感動すら覚えています。
独特のノイズもほとんど感じなくなりましたし。
電波のチャンネルの選択も固定式だったアナログに比べ、とても融通が効きます。
昔は別のチャンネルにしたかったらまるごと買い直さないといけなかったんですよ。
仲間内で、
「ワイヤレス何ch?」
「今度ワイヤレス買うけど、あいつが13chだから別なのにしよう」
という確認をしょっちゅうしていた記憶があります。
誰が何chを使っている、と手帳にメモしていました。
ちなみに私はB16chでしたねぇ・・・(遠い目)
今は本体の設定で選ぶだけですね。
さらに新しいものでは自動で空いているチャンネルを見つけてくれる製品もあります。
ラック式が主流だったのが信じられないほど小型になり、導入や運用も楽になりました。
ワイヤレスの知られざるメリット
ワイヤレスを導入するのはどんなミュージシャンでしょうか。
- ギター回しをしたい人
- ベースソロで客席一周したい人
- 派手なステージパフォーマンスをする人
- すごく大きな会場でライブをやるようになった人
とにかくショーマンとしてのパフォーマンスをする人のためのものというイメージがあるのではないでしょうか。
そんな段階の活動でもないのにワイヤレスを使ってたら笑われる?
見た目のイメージばかり気にして音にこだわってない人だと思われる?
いえいえそんなご心配は無用です。
冒頭でお話しした、「見た目」以外でのワイヤレスのメリットは次のようなことです。
- ストレスからの解放
- 姿勢の改善
- 耳が良くなる
狭い場所でこそワイヤレス!
ライブでワイヤレスを使用、と言えば大会場をイメージしがちです。
楽器からアンプまでの距離が数十メートルに及ぶのならばワイヤレスの方が音質やノイズの少なさの面でもむしろ有利なはず、と考えるのではないでしょうか。
しかし、ワイヤレスのメリットは狭い環境でも発揮されるものでもあるんです。
狭いライブ環境
狭いスタジオ
狭い部屋
ふとした拍子に脚に絡みついたりどこかに引っかかったり。
休憩のために出入りしたりする時など、ケーブルの存在が煩わしく感じられることが多かったりしませんか。
また何かを避けようとしたとたんにケーブルに足を引っかけたりとかしたことはないですか。
「でもケーブルないとそもそも音出ないし仕方ない」と、私もそう思っていたのですが・・・だからこそワイヤレスの出番なんです。
私のワイヤレス
これは私のInstagramより。
自室でのワイヤレス使用風景です。
ジャックに直接挿すだけのタイプで、ギターから小型のマルチエフェクターに入り、ラインでオーディオインターフェイスに繋ぎ(ステレオ)、モニタースピーカーから音を出しています。
らくちん!
姿勢が良くなる効果
ケーブルが繋がっていると、ジャック部分から引っ張られる力が働きます。
これが案外演奏中のフォームに影響があるんですよね。
特にアコースティック楽器がメインの方は気がつかれている方は多いかもしれません。
生音で弾いている時と、プラグドされた状態で弾いている時の違いに。
無意識にケーブルの重さ・引っ張りに耐えなくていい分、姿勢を良く保つことができます。
そして、体が楽なので結果として耳の聞こえが良くなるんです。
ケーブルの重さなんて大した差ではないと思われるかもしれませんが、この効果は見逃せないでしょう。
出ている音に対して明らかに意識が向くようになりますよ。
解放感も相まってのこの効果、ぜひ試してみてください。
今回のブログはここまでです。
次回もお楽しみに。
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