弦譜堂の代表・松本祐一(@YuichiMatsumoto)です。
前回の記事ではベースでコードを弾く時の実用的なポジションをご紹介しました。
4弦ベースのダイヤグラムだったのですが、「6弦ベースだとどうなるのか知りたい」というお声を頂戴いたしました。
なるほど!!
確かに6弦ベース用のHi-C弦を使ったフォームなら高音域を活かしたより華やかなサウンドが期待できますね。
それでは今回もルート+2音で4和音のサウンドが得られるコードダイヤグラムをご紹介します。
ハイC仕様の5弦ベースでもそのまま応用できますので、お持ちの方は是非音を出してみてください。
ちょっとだけ楽器紹介。
今回は実際に指板を押さえているところの写真入りです。
使用楽器をちょっとだけ紹介させてください。
11/11/11:00は過ぎちゃったけど撮っておこう…。ArtTech 6st Bass。弾きやすく、軽く、音もよく、トラブルもない。最高です。 #ベースの日 pic.twitter.com/enndK5QolI
— 松本 祐一 (@YuichiMatsumoto) November 11, 2018
愛用の6弦ベースです。
アートテックという工房のものでモデル名などは特にないみたいです。
私は演奏や録音などベース関係の用事はほぼこれ1本でこなしてます。
個人的に理想のエレキベースの音がするので他の楽器の必要性を感じないほどです。
そのうち使用楽器紹介の記事も書きたいですね。
楽器や機材の話も大好きなもので…
6弦ベースでの4和音のフォームを4種類ご紹介します。
ご紹介する和音は前回と同じく
- 〇M7(メジャーセブンス)
- 〇m7(マイナーセブンス)
- 〇7(セブンス)
- 〇m7(♭5)(マイナーセブンフラットファイブ[フィフスとも])
これらをCをルートにご紹介します。
すべて5弦(E弦)ルートで1・2弦でコードトーンを鳴らす形にしました。
CM7
5弦:人差し指
2弦:中指
1弦:小指
実際に押さえている写真です。
いきなり指が開く形になりますが、人差し指→小指→中指の順番で押さえていくのがコツです。
ほぼ一瞬で全てのフレットを押さえているように見えますが、よく見ると順番があります。
Cm7
5弦:人差し指
2弦:中指
1弦:小指
実際に押さえている写真です。
CMaj7から1・2弦が1フレットずつずれただけですね。
6弦ベースだとコードの成り立ちについても考えやすい利点があります。
C7
5弦:人差し指
2弦:中指
1弦:薬指(小指)
実際に押さえている写真です。
1弦は薬指より小指で押さえることの方が多いかもしれません。
Cm7(♭5)
4弦ベースの時と同じく、少し工夫する必要があります。
2種類のフォームをご紹介します。
1つ目
5弦:人差し指
2弦:小指
1弦:薬指
実際に押さえている写真です。
クラシックギターでは特に珍しくない形ですが、普段ベースしか弾いてないときついかも…。
というわけでもうひとつ。
2つ目
5弦:薬指
2弦:小指
1弦:人差し指
実際に押さえている写真です。
ちょっと難しいですか?
2弦が鳴らなくても、1弦が出せれば一応役目は果たします。
いかがでしたでしょうか。
最後に、6弦ベースならではの美しい和音を取り入れた演奏をYouTubeからご紹介します。
【6弦ソロベース】戦場のメリークリスマス
今回のブログはここまでです。
次回もお楽しみに。
楽譜製作のご依頼は弦譜堂へ!
楽譜が見つからない曲の楽譜を、あなたのためだけにお作りいたします。
創業14年、初心者からベテランまでリピーター様多数!
弾いてみたかった曲ありませんか?
YouTubeのリンクやお手持ちの音源をお送り頂けましたら無料にてお見積もりいたします。
お問い合わせをお待ちしております。
ギター・ベースが専門ですが、バンドスコア・コード譜も作成可能です。
ソロギター・クラシックギター系を得意としますが、
ハードロックなどエレキの激歪み系にも同じクォリティを出せます。
一般的にはコピー困難な技巧派プレイヤーの演奏の解析をたくさんお受けしてまいりましたが、シンプルな楽曲にも全力でご対応いたします!!
弦譜堂なら、動画や音源から「この曲、弾いてみたい!」と思ったあなたの想いを形にするお手伝いができます。
公式LINEもやってます!
公式LINE(旧LINE@)からのお見積もり・お問い合わせもお待ちしております。
下の友だち追加ボタン・上のQRコードの他、ID「@genpudou」でも検索できます。
コメントを残す