弦譜堂の代表・松本祐一(@YuichiMatsumoto)です。
楽器のお掃除、してますか?
私は・・・あんまりしません(笑)
拭いてる暇があったら弾きたいとか思うのですよ。
一日の間に何度か手に取ることがあったとして、本当は一段落するその度に拭くのがいいのでしょうね。
今日は本当に最後って時に拭いても、拭いてるうちに「あ~やっぱこのギター最高にかっこいいし良い音するな~」って気分になってきて拭き上げた直後にも関わらずまた弾いてしまうと。きりがないですね。高校生みたいです。
でも40才になってまたこんなにギターが楽しくなるなんて思ってなかった(一時期は本当にやめるつもりで機材とか手放してました)ので、感謝です。
以前の記事で、弦のゲージを変更する話を書きました。
予定通りのゲージで行けそうですので、近々再セットアップの依頼に行ってきたいと思います。
メンテに出す前にはクリーニングをしよう。
それでですね皆様、楽器のメンテ前にクリーニングしてますか?
できる範囲で大丈夫ですので、した方がいいと思います。
といっても拭く以外に何ができるのか?
私が行っている方法をご紹介します。
指板のクリーニング
私の所有する楽器の指板材はローズウッド・エボニー・パーフェローのどれかで塗装がされていない木ですが、
市販のなんとかオイルは使いません。
指板の汚れの正体は皮脂が周囲の埃などを巻き込んだものです。
ですのでケミカルなものよりもシンプルにお湯とキッチンペーパーの方が取れる気がします。
乾くとかさかさした感じになるので蜜蝋ワックスで磨きます。
フレットのクリーニング
順番は指板を磨くよりもフレットが先ですね。
木部にクリーナーが付いても掃除できるようにです。
マスキングテープで木部を保護して、ピカールなどの研磨剤で磨く・・・のが一般的な方法かと思いますが、
私はきれいに貼り付けられる器用さとそれを全フレット分やる根気がないので
フレットガードと金属磨きクロスでやっています。
最近、新手のクリーナーを見つけたので試してみることにしました。
試してみた結果は・・・ピカールと変わりませんでした。若干きめ細かいかもしれません。
そんなに量も必要ないし、チューブの方が缶よりも手軽と思えば多少割高であることを承知でこちらにしてもいいと思います。
ブリッジ~ピックガード周りのクリーニング
ピックアップ周辺は弦を外せば楽に拭けますが、
ブリッジ周辺はクロスも届きませんし、オクターブや弦高調整が狂うくらいなら多少の埃はあきらめるというのが現実かと思います。
本気できれいにしようと思ったら完全分解して磨き上げるしかないので、その機会にやるしかないか、と思われるのも無理はありません。
手が届かないところは「刷毛」を使おう。
ですが、誰でも知ってるこの道具でかなりのところまできれいにできるんですね。
そう、刷毛です。
掃除用の刷毛も売っていますが、高価なことが多いのでこの塗装用の刷毛の中から柔らかいものを選んでもいいと思います。
しかし金属の部品が出ていないものにしましょう。使う角度によってはボディなどに誤って傷をつける恐れがあります。
買ってから気づきましたがこの刷毛はちょっと危ういですね・・・。
ちなみに、ミキサーなどのつまみが入り組んだ機材の埃とりにも有効です。
つまみのセッティングをほぼ変えずに掃除できます。
布ではこうはいきません。
ボディのクリーニング
クリーナーを使うこともありますが、セム皮がおすすめです。
汚れを除去する力が強いのと、皮が元々持っている脂分を分け与えてくれるので艶も同時に出るようになります。
いかがでしたでしょうか。
リペアマンの方にとってもしっかりとクリーニングが行き届いているギターの方がすみずみまでのチェックが捗るかと思います。
個人的には自宅に他人を迎える前に掃除をするような感覚です。
今回のブログはここまでです。
次回もお楽しみに。
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